笠岡マラソン、この大会は例年校内駅伝を除くと4年生が最後の大会を意味する。 それが、もう最後の大会(はず)よくよく考えてみると少し感慨深いものだ。 陸上経験者じゃない私は初め市民マラソンすら少し気持ちが落ち着かなかったものだ・・・ 今回ハーフを選んだ理由は記念の意味を込めてである。 昔の私はマラソンが苦手なへたれであった。 そんな昔の私からは想像もすることが出来ない。 21年生きているだけでこんなモノ。 これから先の人生、心境の変化はますます起こるのかもしれない。 始めて笠岡へ行った時はホームのカブトガニで盛り上がったものであった。 今では盛り上がらない。 10キロ走るのが凄く困難だと思っていた。 今では困難だと感じない。 これは成長した、と考えても罰は当るまい・・・ 昔を語るのはこれぐらいにしておく。 老け込むには、まだ早いから。 今回のマラソンは本当にしんどかった。 普段は走っても距離が6〜8キロ、倍以上の距離を走らなければならなかった。 初めて10キロを走った時もこんな心境だったなと思いつつ、自分の成長を感じた。 今回、東原や伊藤もハーフを走っていた。 しかし入部時からの仲間、持田・嶋之内と共にハーフに出場できたことは、やはり意味のある事なのであろう。 自分は全くもって速いほうでもなければ、距離を走っている頑張り屋サンでもないが、最後に闘うことを決意した。 だからこそ、1138(いいミヤ)という夢のような番号が当たったのかもしれない。 ただ自分は、これまで38番で得をしたことは皆無である。 誕生日と自分のニックネームが同じだと言うだけで38番が好きなだけである。 今回、同じ距離が走れなかった、山田茂や管理人さん。 残念でもあるが、自分の体調のことである、無理せずに最後の大会に一緒に出られただけでも良しと思う事にする。 ただ残り3キロの地点で岡本先生に追いつかれ、残り2キロの地点で離された事だけは本当に悔しい。 もう少し自分に強い心があれば・・・ ちゃんと練習できる強い心があれば・・・っ! やり切れたんですよ! その後にバイトにも行けたんですよ。 ハーフマラソンを走った日に現場の仕事・・・ そんな事よりも最後の大会に四年生のほとんどが出られたと言う事とは何よりも素晴らしいこと。 喜ばしいことでありましょう。 また来年こそはとは言えない立場なので今回が全て。 後輩の誰かがハーフマラソンに出る時は、ぜひとも岡本先生に負けないように頑張って下さい。 満足です。 |